サロン運営と経営の違い

ほとんどの方は『え、一緒じゃないの?」と思っているのだと思いますが、この点については ・事業を営む上で大切なこと ・サロン運営と経営の違い ・片方しかできていない場合はどうなるのか ・順番はどうあるべきか を順番に説明していくので、必ず最後まで見てください。 まず、事業を行う上で大切なことは ビジョンとミッションの明確化 です。 どんな事業を行い、どんなお客様に来てもらいたいのかを明確にします。 次にビジョンとミッションが決まれば、 来てもらいたいお客様のニーズに合わせて メニューの価格や構成、どんな商品を置くのかが決まります。 お次に、 他店との差別化 をはかり自店ならではの強みを築く。 次は 資金管理と財務戦略。 資金の流れや、無駄のコストを知る事によって利益率が変わります。 次は マーケティングとブランディング。 サロンのブランドイメージを明確にし一貫性を持たせる。ブランディングが決まれば、 効果的なマーケティング戦略が決まります。 これらが土台となり、サロンの立地や内装、家具、配置場所(動線)カウンセリングシートの内容、 キャンペーンやスタッフの制服または雰囲気、ウェブサイトやSNSの構成が決まります。 では サロン運営と経営の違い とはなんでしょうか? 美容業界にいる方々は主にビジネス用語が嫌いな方が多いので、わかりやすく説明をしたいと思います笑 マンションのオーナーになりたいとします。 Aオーナーさんは1から土地を買い、予め 青 の部分を決めてから設計を行い、裕福層を狙い家族住まいができる3LDKの間取りで駐車場付き、収納も豊富にありリビングが広々でアイランドキッチンでオートロックのペットOKのお家で、立地は学校から徒歩7分で近くにスーパーがあり家賃13万円のマンション。 Bオーナーは売り出されていたマンションを買い同じ3LDKだけど築30年で畳の部屋あり、昔ながらのキッチンで壁にあるタイプで低く、お風呂も小さくトイレも自動ではないタイプ。駐車場は付いてて、立地は学校から徒歩15分でスーパーも近くて家賃は8万円。 さて、どっちの方が早めにオーナー様が求めている住居に住んでもらえると思いますか? サロンで技術を学んだら次は独立だーーーーっていう方はBで 青 の部分は決めずに 緑 だけ決めて開業するのがBスタイルです。 だからぶれるんです。 *土台が抜けてる...